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Digest : 2026-27 Automne-Hiver PARIS Prêt-à-Porter みなぎる個性。2026-27年秋冬パリ・プレタポルテ

いつも華やかな話題を振りまくパリコレクション。
先シーズンから新しいデザイナーを迎えたメゾン各社は今季どんな新作を見せてくれるか?
世界中から熱い注目が集まった。

CHANEL(シャネル)

「シャネルとは何か?」を常に念頭に創作を行なっているというアーティスティックディレクターのマチュー・ブレイジー。今シーズンは冒頭のデイスーツから終盤のイヴニングドレスまで、シャネルらしい華やかさが炸裂した。モチーフに選んだのは「蝶」。さまざまな色や模様をもつ蝶の羽をイメージし、異素材切り替えや立体刺繍、インターシャなどの高度なテクニックを駆使したルックを発表した。

DIOR(ディオール)

ジョナサン・アンダーソンによるディオールの会場は、パリの中心地に位置する市民の憩いの場、チュイルリー公園。17世紀のルイ14世時代に完成され、現在ディオール社がメセナで保護を行なっているこの公園内にある噴水を、池に見立て、水面には人口の睡蓮の花を浮かべて、かりそめの春の庭を創出した。アイコンのバー・ジャケットにも立体的な花を咲かせるなど、限りなくオートクチュールに近いテクニックを取り入れた。

LANVIN(ランバン)

今年はランバンのメンズラインが生まれて100周年の記念すべき年。アーティスティックディレクターのピーター・コッピングは、伝統的な紳士服で用いられるウール素材と仕立ての技術に、オートクチュールの技術を融合して、マスキュリン&フェミニンなスタイルを完成させた。クラシカルなクロッシュ(釣鐘型の帽子)をオーバーサイズで再解釈して、目深にかぶらせた着こなしが強いインパクトを放った。

STELLA McCARTNEY(ステラ・マッカートニー)

動物愛好家のステラ・マッカートニーは、今年の干支「午年」にちなんで乗馬クラブを会場にショーを開催。白と黒の馬たちがおだやかに戯れ、終始ハートウォーミングなムードを作り出した。馬の毛並みを思わせるブラウンのファーは、動物の毛皮を使うことなく本物に限りなく近い質感に仕上げた新種の素材で、馬のしっぽを思わせるロングフリンジなども登場した。

CHLOE(クロエ)

クロエを率いるシェミナ・カマリはオランダの民族衣装からインスピレーションを得て、愛らしい人形のような、フリルとボリュームが特徴的なドレスを展開。タータンチェックをジョーゼットの上にポップな色使いでアレンジしてプリント。パフスリーブやティアード、スモック刺繍など昔からある伝統的なデザインディテールを、モダンに洗練させた。

続きは本誌(No.415)で…

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